鎮守の杜 100年の祈り [社会]
my challenger's log Ⅱ 2冊目
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100年の祈りより生まれた鎮守の杜
青葉の明治神宮を歩く 「杜」と「社」の密接な関係とは 清湖口敏
引用記事全文
http://www.sankei.com/column/news/160525/clm1605250008-n3.html
日本人がつくった自然の森――明治神宮「鎮守の杜に響く永遠の祈り」
引用記事全文
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110617/274594/
東京都庁の最上階展望室から東京が360度一望できる。灰色のビルが林立し、視界の中に緑は殆ど見えない。
南側展望室眼下に、明治神宮が見下ろせるが、ここだけぽっかり鬱蒼とした森が広がる。
100年の祈りより生まれた鎮守の杜である。
時の先人達が100年先を見据えて植樹した鎮守の杜である。先人達の叡智により明治の森は残った。その時代が掲げた教育や志の極みを忘れないでほしい。
鎮守の杜が、100年をかけて命を育むように、人間の若木、子供達が元気に、健全に育つよう、親達は暖かい家庭を築き、躾を教えることが自らの任務なのだ、という覚悟を持って欲しい。
太陽の恩恵は分け隔てなく万人に降り注ぐ。先人たちは何事にもこの感謝の心を忘れずに、日々暮らしていた。
鎮守の杜には、鎮守の神様が、村祭りや日々の暮らしを司っていた。
かって、村には長老がいて、季節を読み、天気の動きを的確にとらえ豊かな恵みとともに暮らしてきた。
長老は聖人と呼ばれた。聖は、「ひじり」と読み、由来は「日知り」だという。
自然を読む感性を持ち、稲作や雨、風などの季節の予見が出来るひとを「日を知るひと」、と言い、聖人とも呼んだという。
人も生き物も、すべて宇宙の根本原理により生かされている。人間の60兆個の細胞は宇宙の凝縮であるという。ここに、自然の恵みと生きることへの感謝が生まれるはずである。
「お陰様で」、「お互いさま」、ここに、日本人が特質的に持つ礼節ある暮らしぶりがある。
いかがですか、 お陰様です。
すみません、 お互いさまです。
我々が日常何気なく使っている言葉の中に、相手を気遣い、感謝する心がある。何よりも相手に尽くすことが喜びとなるのである。人間が本能的に持つ貢献の精神であろうか。
先人たちが遺した、鎮守の杜 100年の祈りとともに、自分たちが他者と自然により生かされ、守られていることを忘れないで欲しい。
人間たちが犯した環境破壊への戒めである、東北大震災、熊本大地震に見る、「自然の揺り戻し」には謙虚に立ち向かわねばならない。
鎮守の杜、或いは世界遺産等々、先人たちの遺した貴重な遺産を受け継ぐだけでなく、我々の時代が創造し、次の世代に遺すべきものは何のであろうか。
ナイス、コメント欄は閉じております。ご了解下さるようお願いいたします。
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100年の祈りより生まれた鎮守の杜
青葉の明治神宮を歩く 「杜」と「社」の密接な関係とは 清湖口敏
上代の日本では山や森そのものがご神体だった。後に神の「住居」としてのお社が建てられるようになり、『万葉集』では「神社」と書いてモリと読ませたりもしている。それらを併せ考えればわが国の先人は、周りから「閉ざされた」領域を神聖視するなかで、そこを「杜」と表したのかもしれない。
引用記事全文
http://www.sankei.com/column/news/160525/clm1605250008-n3.html
日本人がつくった自然の森――明治神宮「鎮守の杜に響く永遠の祈り」
中国古来の意味で「杜」は山野に自生する落葉果樹を指すが、日本では神社の「鎮守の杜」や「ご神木」を意味し、さらには広く人の手によって造成された森を指すこともある。古代の神社には社殿のような建物はなく、動物や植物を神霊としたり、森そのものを神社と考えていた。
引用記事全文
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20110617/274594/
東京都庁の最上階展望室から東京が360度一望できる。灰色のビルが林立し、視界の中に緑は殆ど見えない。
南側展望室眼下に、明治神宮が見下ろせるが、ここだけぽっかり鬱蒼とした森が広がる。
100年の祈りより生まれた鎮守の杜である。
時の先人達が100年先を見据えて植樹した鎮守の杜である。先人達の叡智により明治の森は残った。その時代が掲げた教育や志の極みを忘れないでほしい。
鎮守の杜が、100年をかけて命を育むように、人間の若木、子供達が元気に、健全に育つよう、親達は暖かい家庭を築き、躾を教えることが自らの任務なのだ、という覚悟を持って欲しい。
太陽の恩恵は分け隔てなく万人に降り注ぐ。先人たちは何事にもこの感謝の心を忘れずに、日々暮らしていた。
鎮守の杜には、鎮守の神様が、村祭りや日々の暮らしを司っていた。
かって、村には長老がいて、季節を読み、天気の動きを的確にとらえ豊かな恵みとともに暮らしてきた。
長老は聖人と呼ばれた。聖は、「ひじり」と読み、由来は「日知り」だという。
自然を読む感性を持ち、稲作や雨、風などの季節の予見が出来るひとを「日を知るひと」、と言い、聖人とも呼んだという。
人も生き物も、すべて宇宙の根本原理により生かされている。人間の60兆個の細胞は宇宙の凝縮であるという。ここに、自然の恵みと生きることへの感謝が生まれるはずである。
「お陰様で」、「お互いさま」、ここに、日本人が特質的に持つ礼節ある暮らしぶりがある。
いかがですか、 お陰様です。
すみません、 お互いさまです。
我々が日常何気なく使っている言葉の中に、相手を気遣い、感謝する心がある。何よりも相手に尽くすことが喜びとなるのである。人間が本能的に持つ貢献の精神であろうか。
先人たちが遺した、鎮守の杜 100年の祈りとともに、自分たちが他者と自然により生かされ、守られていることを忘れないで欲しい。
人間たちが犯した環境破壊への戒めである、東北大震災、熊本大地震に見る、「自然の揺り戻し」には謙虚に立ち向かわねばならない。
鎮守の杜、或いは世界遺産等々、先人たちの遺した貴重な遺産を受け継ぐだけでなく、我々の時代が創造し、次の世代に遺すべきものは何のであろうか。
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2016-06-01 00:02
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