「消えなければいけないのは飢餓であり、人類ではない!」 [国際]
my challenger's log Ⅱ 2冊目
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my challenger's log 一冊目は、
こちら
http://mwainfo.blog.so-net.ne.jp/
より閲覧願います。
カストロ前議長死去 歴史は無罪を宣告するか
1959年のキューバ革命以来、「国父」として君臨を続けたカストロ氏は、「反米帝国主義の闘士」として今後も称(たた)えられていくのか。
引用記事全文
http://www.sankei.com/column/news/161128/clm1611280003-n1.html
キューバ、服喪期間始まる 「フィデル万歳」母校に数百人の学生 機関紙の赤い題字が黒に
引用記事全文
http://www.sankei.com/world/news/161127/wor1611270027-n1
ソヴィエト崩壊後、ソ連の援助が途絶え、アメリカの経済封鎖により、石油を止められたキューバは、国策の工業化が行きずまり、やむなく、農業国家への転換を余儀なくされた。
まさに、大国による生存権の侵害である。
トランプ氏の暴言は「60年近くにわたり国民を抑圧してきた残忍な独裁者が死去した」であった。教育、医療、福祉にわたるキューバの実態を見ぬまさに暴言である。
さらに、CNNによれば、 次期米大統領のドナルド・トランプ氏は、オバマ政権が進めてきたキューバとの国交正常化に向けた取り組みを打ち切る可能性がある。
トランプ氏のツイッターには、「キューバがもし、キューバ国民やキューバ系米国民、そして米国全体のために関係を改善する気がないのなら、私はその取引を打ち切る」とある。
1992年リオデジャネイロで行われた環境サミットでは、12歳の少女、セヴァン・スズキの伝説的演説と、キューバ革命の英雄、フィデル・カストロ議長の演説が万雷の拍手を受けたという。
「世界の環境破壊の元凶は消費社会である。世界の人口のわずか20%の人間が、世界全体が生産する金属資源の3分の2とエネルギー資源の4分の3を消費している」
トランプ氏は、 環境破壊による地球温暖化対策協議より脱退する、とも言う。
大国の利己主義、覇権主義による石油やウランが熾烈な奪い合いの中にある。
「消えなければいけないのは飢餓であり、人類ではない」
スペイン語では、「HAMBRE(飢餓)と「HOMBRE}(人間)とは一文字違いだと聞く。
「ずっと以前にやっておくべきことを、明日やろうというのでは遅すぎる。ありがとう」と訴えたという。
マザーテレサが言うように、ないものをも与えなさい、分かち合えば足りるはずである。知足、足るを知るであろうか。
米国の経済封鎖を受け、決して豊かではないキューバが、国際社会へ400人以上の医師を派遣していると聞く。
フィデルは、60年近くにわたり、医療、教育を無償化し、社会福祉を充実させてきた指導者である。
フィデル・カストロ議長の国民と国際社会へ貢献する哲学に驚愕する。革命の英雄の死に深い哀悼の意を捧げたい。
参考図書
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あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ | |
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2016-12-01 15:32
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