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二十四節気とユックリズム [社会]

my challenger's log Ⅱ 2冊目

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 my challenger's log 一冊目は、

 こちら

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 より閲覧願います。


 還暦を過ぎ、定年で仕事をリタイアすると、日々の生活にメリハリをつけるのは、容易ではない。

 興味や好奇心を持ち続けるために、何かを始めるのがよい。二十四節気の一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、何かを始めるには吉日とされ、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味だという。

 この日は、ひと月に、3~4回やってくる。新しいことに挑戦してみるのもいいかもしれない。

 今、世界で広く使われている暦は、「太陽暦、太陰暦、太陰太陽歴」で、太陰太陽歴を旧暦と呼んでいる。

 太陰太陽歴は、『「月の一年、三百五十四日」と「太陽の一年、一年三百六十五日」の差、十一日をうまく工夫し、月と太陽の両方の運行を取り入れた非常に高度で科学的な暦、と言います。

 現在、韓国、台湾、東アジアや、イスラエルを中心としたユダヤ教の人々が、この太陰太陽歴を使っている』と聞きます。以上『』内は、「旧暦と暮らす」より引用。

 この旧暦ごよみでは、月の満ち欠け、潮の満ち干までわかります。

 二十四節気により、季節を春夏秋冬の四つに分け、更に、雑節の七十二候という季節の移り変わりを取り入れています。

 旧暦は、古くて新しい先人たちの叡智の結集、「知恵ごよみ」だという。

 子供のころよく歌った、「夏も近づく八十八夜.....」は、立春から数えて八十八日目である。半夏生という夏草が生える日は、夏至から十一日目、七月二日とされ、ウナギを食べる土用の丑の日は、立夏前十八日とされる。

 季節の足音を肌で感じる二十四節気は、太陽が春分点を出て、再び春分点に戻るるまでの360度を24等分し、そこに季節を表す言葉や、気候の移り変わりがわかる言葉を歴注したものだという。

 更に、十干、十二支を組み合わせます。古くから中国の陰陽五行循環説によれば、宇宙のすべての仕組みが、この五行循環で説明できるという。

 十二支が12年で循環するように、還暦(かんれき)の60歳は、干支(十干十二支)が五行循環説により一巡し誕生年の干支に還ることだという。

 西暦のように、時間を不可逆的、直線的にとらえるのではなく、時間を循環再生としてとらえる先人たちの深い知恵によるものであろうか。

 かって、NHKの天気予報に、倉島厚さんという名解説者がいた。「お天気歳時記、空の見方と面白さ」で、季節や天空の不思議さを解説されていた。

 とまれ、 呼吸をゆっくり、時間をゆっくりと過ごす日々の暮らしを取り戻したいものである。


 二十四節気のパンフレットは、各家の宗教の檀家であるお寺さんで、一年の始めに、宝暦として無料で配布しています。ぜひ手元に置いて、巡りくる季節の足音を感じ取ってください。


参考図書








何故かジャズ されどジャズ








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