徳を積む、スーパーボランティア! [社会]
my challenger's log Ⅱ 2冊目
皆様方のいつも温かいご支援を感謝いたします。
my challenger's log 一冊目は、
こちら
http://mwainfo.blog.so-net.ne.jp/
より閲覧願います。
男児救出の尾畠さん「大分県功労者表彰」へ 大分県が方針
引用記事全文
https://www.sankei.com/region/news/180822/rgn1808220001-n1.html
不明2歳児救出の尾畠さんに感謝状 大分・別府市
引用記事全文
https://www.sankei.com/west/news/180821/wst1808210099-n1.html
不明男児救助の〝スーパーボランティア〟尾畠さん、豪雨の広島へ ヘルメットに「朝は必ず来る」
引用記事全文
https://www.sankei.com/west/photos/180820/wst1808200048-p1.html
山口県、2歳児、藤本理稀ちゃんを救出した、尾畠春夫さんの生きざまが感動を呼ぶ。
大分県で、40年間、魚屋さんを経営していたが、65歳を契機に、それまで受けた隣人や、社会から受けた恩に報いるため、対価を求めないボランティアに生きることを決意したという。
「善功を積んでも見返りはない」、「功徳を積んでも、それに見返りを求めてはならない」
これは禅の教えである。対価なきボランティアは、この禅の精神に相通じる。
尾畠春夫さんの、78歳の今日まで、登山道の整備や、東北大震災への500日を超える多岐にわたるボランティアには頭が下がる思いだ。
途中、九州から北海道まで、徒歩で3か月かけて、テント、米、水を背負い、野宿をしながらサバイバル行脚をしたという。
その朝、いつもより多くのカラスのカアカアと鳴く声に眼覚め、理稀ちゃん救出のボランティアへ駆けつける決心をしたという。
かって、行方不明の子供を捜索した経験から、子供は山の上に上がるという理稀ちゃんの行動を予測し、山に入り、捜索から30分ほどで沢にいた理稀ちゃんを見つけ出した。
尾畠春夫さんの予感は、何処から来たのだろう。日ごろの善行、徳により、天が味方してくれたのであろうか。藤本理稀ちゃんの運の強さもある。
人知れず積んだ功徳は、いつか自分のところに返ってくる。今回の救出劇はこの賜物であろう。
150人体制の捜索隊でも見つけられなかったものを全て超越し、尾畠さんと理稀ちゃんの徳と運の強さが相まって、奇跡の救出劇は成就したのであろう。天に感謝、合掌である。
徳とは何だろう。天から授けられ、生まれ持って人間に備わった見えない力であると言う。
古来より、「徳は天地の光陰に勝る」という。徳とは、隣人に奉仕し、社会に貢献することであろうか。
隣人が、「こんにちは」と挨拶したら、ほほえみの笑顔で「こんにちは」と返せば、隣人を幸せな気分にさせるから、徳を積んだことになる。
人は、他者や自然により支えられて生きている。一人では生きられないし存在価値もない。そのために、隣人に尽くし、その幸せを願うことである。そして恩に着せないことである。
尾畠春夫さんの真っ直ぐな心、これが対価を求めない真のボランティア精神であろう。隣人に、天に感謝する日々が、理稀ちゃん救出につながったのであろうか。
自分の持っているものを施すこと、与えることを布施という。凡人が、施すものを持たない場合でも、仏は「無財の七施」という徳を積みなさいと教えます。
無財の七施
眼施(がんせ) 温かく優しい眼差しで見なさい。
和顔施(わがんせ) いつもにこやかな笑顔で接しなさい。
言辞施(ごんじせ) 優しい愛情のこもった言葉をかけなさい。
身施(しんせ) 自分の身体を使って奉仕しなさい。
心施(しんせ) 相手の立場に立ち、優しい心配り・思いやりの心で接しなさい。
床座施(しょうざせ) 座席や場所を譲りなさい。
房舎施(ぼうしゃせ) 自分の家を、雨風をしのぐ一宿一飯の部屋として提供しなさい。
この徳を、それとなく、さらりと積むのは容易ではない。
揺るぎなき心構えが必要だが、我々凡人も、人知れず、徳を積む日々を心掛けたいものである。
参考図書
何故かジャズ されどジャズ
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男児救出の尾畠さん「大分県功労者表彰」へ 大分県が方針
引用記事全文
https://www.sankei.com/region/news/180822/rgn1808220001-n1.html
不明2歳児救出の尾畠さんに感謝状 大分・別府市
引用記事全文
https://www.sankei.com/west/news/180821/wst1808210099-n1.html
不明男児救助の〝スーパーボランティア〟尾畠さん、豪雨の広島へ ヘルメットに「朝は必ず来る」
引用記事全文
https://www.sankei.com/west/photos/180820/wst1808200048-p1.html
山口県、2歳児、藤本理稀ちゃんを救出した、尾畠春夫さんの生きざまが感動を呼ぶ。
大分県で、40年間、魚屋さんを経営していたが、65歳を契機に、それまで受けた隣人や、社会から受けた恩に報いるため、対価を求めないボランティアに生きることを決意したという。
「善功を積んでも見返りはない」、「功徳を積んでも、それに見返りを求めてはならない」
これは禅の教えである。対価なきボランティアは、この禅の精神に相通じる。
尾畠春夫さんの、78歳の今日まで、登山道の整備や、東北大震災への500日を超える多岐にわたるボランティアには頭が下がる思いだ。
途中、九州から北海道まで、徒歩で3か月かけて、テント、米、水を背負い、野宿をしながらサバイバル行脚をしたという。
その朝、いつもより多くのカラスのカアカアと鳴く声に眼覚め、理稀ちゃん救出のボランティアへ駆けつける決心をしたという。
かって、行方不明の子供を捜索した経験から、子供は山の上に上がるという理稀ちゃんの行動を予測し、山に入り、捜索から30分ほどで沢にいた理稀ちゃんを見つけ出した。
尾畠春夫さんの予感は、何処から来たのだろう。日ごろの善行、徳により、天が味方してくれたのであろうか。藤本理稀ちゃんの運の強さもある。
人知れず積んだ功徳は、いつか自分のところに返ってくる。今回の救出劇はこの賜物であろう。
150人体制の捜索隊でも見つけられなかったものを全て超越し、尾畠さんと理稀ちゃんの徳と運の強さが相まって、奇跡の救出劇は成就したのであろう。天に感謝、合掌である。
徳とは何だろう。天から授けられ、生まれ持って人間に備わった見えない力であると言う。
古来より、「徳は天地の光陰に勝る」という。徳とは、隣人に奉仕し、社会に貢献することであろうか。
隣人が、「こんにちは」と挨拶したら、ほほえみの笑顔で「こんにちは」と返せば、隣人を幸せな気分にさせるから、徳を積んだことになる。
人は、他者や自然により支えられて生きている。一人では生きられないし存在価値もない。そのために、隣人に尽くし、その幸せを願うことである。そして恩に着せないことである。
尾畠春夫さんの真っ直ぐな心、これが対価を求めない真のボランティア精神であろう。隣人に、天に感謝する日々が、理稀ちゃん救出につながったのであろうか。
自分の持っているものを施すこと、与えることを布施という。凡人が、施すものを持たない場合でも、仏は「無財の七施」という徳を積みなさいと教えます。
無財の七施
眼施(がんせ) 温かく優しい眼差しで見なさい。
和顔施(わがんせ) いつもにこやかな笑顔で接しなさい。
言辞施(ごんじせ) 優しい愛情のこもった言葉をかけなさい。
身施(しんせ) 自分の身体を使って奉仕しなさい。
心施(しんせ) 相手の立場に立ち、優しい心配り・思いやりの心で接しなさい。
床座施(しょうざせ) 座席や場所を譲りなさい。
房舎施(ぼうしゃせ) 自分の家を、雨風をしのぐ一宿一飯の部屋として提供しなさい。
この徳を、それとなく、さらりと積むのは容易ではない。
揺るぎなき心構えが必要だが、我々凡人も、人知れず、徳を積む日々を心掛けたいものである。
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2018-08-25 22:31
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