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テロ 30年戦争、 貧困と失業の彼方 [国際]

my challenger's log Ⅱ 2冊目

 皆様方のいつも温かいご支援を感謝いたします。


 my challenger's log 一冊目は、

 こちら

 http://mwainfo.blog.so-net.ne.jp/ 

 より閲覧願います。


 日本も隙を見せればテロ攻撃に
 
隙を見せればやられる。サミットを来年に控えている日本のテロ対策はどこまで踏み込んでいるのだろうか。気になるのは一部にテロの問題と有志連合による爆撃や誤爆を同じ平面で語っている論調があることだ。もちろん、誤爆は非難されるべきである。しかし、一般市民を最初から対象にしているテロと同列に置く発想はそれこそ「イスラム国」の思う壺(つぼ)ではないか。

 引用記事全文
 http://www.sankei.com/column/news/151119/clm1511190008-n1.html


 イラク、シリア等の政権統治能力の弱体化に付け込み、イスラム国なるテロ組織が勢力を拡大、世界を見据え、ロシア、フランス等への無差別テロを実行している。


 パリ同時テロ 遺族の手紙に共感広がる
 パリの同時テロ事件で妻を亡くした男性が実行犯たちに宛てたメッセージをフェイスブックに投稿し、「憎しみという贈り物はあげない。憎しみに怒りで応じることは君たちと同じく無知に屈したことになる」と述べ、憎しみを憎しみで返さない姿勢に共感が広がっています。

 引用記事全文
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151120/k10010313371000.html

 フランスは、「寛容と社会の融和」を掲げ、イスラム系移民の受け入れに貢献してきた。今回の同時テロではそれが裏目に出た。

 「私は君を憎まない。君の負けだ」 (パリ同時テロ、産経新聞)

 寛容なフランス国民は、犠牲者のためにも闘い続けねばならないと言う。


 2010年当時、アフガン、パキスタン等への、イスラム原理主義過激派のテロが頻発したころ、「英シンクタンク、オックスフォード、リサーチグループなどは、米国のイラク、アフガン等「対テロ戦争」の泥沼は30年以上続く可能性がある」、と指摘していた。


 そして今、新たなテロ戦争局面に入った。イスラム国なるテロ組織が発生、世界のテロ戦争の様相は一変した。世界は、文明と野蛮の対立だと言うが、内戦状態、難民問題等が複雑に絡み、テロの解決は先が見えない。

 イスラム国は、アルカイダを源流とし、イスラム原理主義過激派(スンニ派)の武装組織となった。

 イスラーム国の目的は何なのか。 彼らの資金源、武器供与はどこから来るのか。若者たちは何故にISに参加するのか。

 深く混迷する社会が、解き明かさねばならない根源的な問題だ。


 ISの大義は、キリスト教社会への聖戦(ジハード)を掲げ、イスラーム圏を統一し、イスラム法に基ずく国家を樹立することだと聞く。

 彼らの正義はどこにあるのか。国際世論の常識では、テロに正義は無く、犯罪集団だと糾弾する。

 能天気な日本は、相変わらず、戦争に巻き込まれる、或いは海外で戦争出来る安保法案反対を叫ぶ。


 今、新たな局面では、戦争に巻き込まれるより、海外で活躍する邦人がテロに巻き込まれる危険性の方が高い。

 パリのテロ戦争の重大局面には触れず、日本の野党は、臨時国会を開かないのは、憲法違反だと叫ぶ。安倍首相の外交日程を反故にすれば、日本は、国際信用を失い、国際的な協力も得られない。

 今、国民に緊急に訴えねばならぬ事項は、テロの犠牲者への哀悼の意とテロ対策ではなかろうか。

 シリア内戦、イスラム国テロ、難民問題等々が、日本にどう関わるのか、テロにどう立ち向かうのか、国民は無関心である。

 戦後民主主義、一国平和主義の功罪は、テロ戦争の重大な局面にも、事の重大さに気付かずにいることだ。

 かって、イスラム国は、日本が十字軍に参加したとして、後藤健二さん等二人を無惨にも殺害した。

 日本はすでに彼らの標的になっている。 日本の野党のような的外れのような議論ばかりしていれば、いずれパリ同時テロのような、テロの戦場になりかねない。

 日本で開催される、伊勢志摩サミット、東京オリンピック、海外で活躍する邦人達の生命の安全等々、今、吾々がしっかり取り組むべきテロ対策こそ、最も身近な、重要事項ではないのだろうか。 



 ナイス、コメント欄は閉じております。御了解下さるようお願い致します。


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