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野を渡る風 [社会]

my challenger's log Ⅱ 2冊目


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 my challenger's log 一冊目は、

 こちら

 http://mwainfo.blog.so-net.ne.jp/ 

 より閲覧願います。






 ドビッシー 前奏曲集に、「野を渡る風」がある。

 「やはり野に置けれんげ草」、春の野に、風が吹き、しなやかに花穂が揺れる。

 人生や、囲碁、将棋、スポーツ等々には、運気の流れが一瞬にして変わることがある。

 「機嫌のいい人には運気が寄ってくる」、さわやかな勝負師であった、将棋、永世棋聖、米長邦雄氏の言葉だ。

 人生へのあふれる情熱と立ち居振る舞いが爽やかであれば、勝負の女神はほほ笑んでくれる筈。 


 5月9日付け 産経新聞に、「一服どうぞ 裏千家家元・千玄室 いつの世も風雅な心を」が投稿された。

 日本民族の調和性に関し、「いつの世も風雅な心を」と題し、

『特に鎌倉時代から室町時代にかけて、自然と一体化させ調和性を見事に表した「風流」なる思想が現れた。字のとうり風が流れる。

 その意味は自然を中心とした爽やかな営みや催し、詩歌など文芸の背景と言われる。

「風雅」なる言葉も日本独特のものであり、優美な洗練された趣が風流とともに用いられる。

 優雅、しとやかさ、上品さすべてが日本的な姿や形を表す表現である』 (記事一部抜粋)



 優雅で風雅なる立ち居振る舞いを身に着ければ、歳を重ねて、風格がにじみ出るのかもしれない。いい仕事をした人は、自らの身体にしみ込んだものが湧き出す泉のように現れてくる。

 定年で会社を離れて、地位も肩書がとれても、自由な個人として新たな人生に挑むことが出来る。

 常に機嫌がよく、微笑みをもって生きる人には、風を受け止めるしなやかさがあるような気がする。



 追記

 余談になりますが、私は、米長邦雄氏の「六十歳以後―植福の生き方」、新宿紀伊国屋発刊記念でのサイン会で、米長さんは私の顔を見ながら、本の見開きに、何故か「風」という字のサインをし、握手をして頂いたことがあった。

 米長さんの澄んだまなざしと微笑みが浮かぶ遠い日の記憶である。

 

 ナイス、コメント欄は閉じております。ご了解下さるようお願いいたします。


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